2015年12月29日火曜日

年末年始のご案内とごあいさつ

須山補聴器並びに株式会社須山歯研は12月29日より1月4日まで冬季休業とさせて頂きます。休業期間中のお問い合わせ等は来年1月5日以降のご対応となります事をご了承ください。

今年も残りわずかとなりましたが、皆様にとってどのような一年だったでしょうか。2015年のFitEarは、久々にカスタムイヤーモニターの新製品としてMonet17とFitEar Airの2機種を発表いたしました。
「Monet17」は2012年に「アニソン専用」という衝撃的なコンセプトで登場したMonetをブラッシュアップ、より聞きやすいモデルとして生まれ変わりました。
そして「FitEar Air」は、フォスター電機株式会社、FOSTEXさまのご協力により誕生した初のハイブリッドタイプカスタムイヤーモニターです。ユニットやシェル形状、カラーバリエーションなどFitEar初の試みだらけの新製品でしたが、何とか形となり、皆様にお届けする事ができました。

イベント関係では春と秋のヘッドフォン祭、そして2回のポータブルオーディオ研究会で多くのユーザーの皆様と交流させて頂きました。またそれ以外にもInterBEE、ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンへも出展しました。ご来場いただいた方々、そしてこの場をご提供下さいました主催者様には改めてお礼申し上げます。

ニュースと言えば今年は「SAFE LISTENING」が音楽出版社刊「ヘッドフォンブック2015」主催、“ヘッドフォンアワード2014-2015”にて特別賞を受賞しました。

来年もなにか新しい話題をご提供できればとおもいます。が、特に製品ロードマップがある訳ではないので、正直どうなるかわかりません!
派手な活動はないとは思いますが、地道に、真摯に、コツコツと頑張っていきたいと思います。

2015年、FitEarを支えて頂きましたユーザーの皆様、また販売店等関係者の皆様には重ね重ねお礼申し上げると共に、来年も幸多き一年になりますよう、お祈りいたしております。

2015年12月18日金曜日

FitEar Air試聴機と耳あなサイズの関係について

FitEar Airのショートレッグシェル(完成品)と、試聴機(イヤーチップ付き)の違いと耳穴サイズの関係について。


FItEar Airでは、密閉空間におけるダイナミック型ドライバー振動板の動作規制を解消するため、外耳道を塞がない短いシェル「ショートレッグシェル」で、耳あな内部で十分な空気容積を確保しています。(図1)

FitEar Airの試聴機はイヤーチップを装着するため、シェルが実際の完成品より若干長めになっています。しかし、一般的な耳あなサイズの方であれば、試聴機イヤーチップを挿入しても、十分な空気容積を維持する事が出来ます。(図2)

ところが耳穴の小さい方、細い方がこの試聴機を耳の中へ押し込んだ場合、耳あな内の空気容積が少なくなり、動作規制が発生する場合がございます。(図3)
このような状態ですと、音のバランスが悪く聞こえたり、なにか詰まっているように感じてしまいます。


「詰まった感じ」「バランスが悪い」と感じたら


FitEar Airの試聴機で音が「詰まった感じ」「バランスが悪い」と感じた場合、上記の理由でダイナミック型ドライバー振動板に動作規制が生じている可能性があります。
その場合、試聴機のイヤーチップを大きいサイズに交換の上、イヤーチップで耳穴を塞ぐような形でお試し下さい。試聴機を耳の外方向に少しずらし、イヤーチップで耳穴をなるべく入口付近で塞ぐ事で、十分な空気容積を確保します。(図4)
この際、試聴機が外側に行く事で装着状態が不安定になりますので、試聴機本体を指でそっと支えるような形でお試し下さい。
なおFitEar Air完成時のショートレッグシェルでは、小さい・細い耳あな形状でも十分な空気容積が確保されるような設計になっていますので、動作に問題はございません。(図5)
安心してください。鳴りますよ。