モニター販売時代との違い


2010年の秋に正式販売となったFitEarカスタムイヤーモニター、それ以前のモニター販売版とは何が違うの?という声が時折ありますので、改めて現在の製品仕様をご説明します。
FitEar製品版の付属品一式

まず付属品。ケースはペリカン製のケースです。多少乱雑に扱っても壊れない、大変丈夫なケースとなっています。さらに普段の持ち運びやペリカンケースの中でイヤモニ本体が暴れ回らないように、小さなソフトケース(巾着袋と言った方がいいのかな)が付属しています。その他にちょっとしたお手入れに使える小さなブラシ、ケーブルクリップも付いています。そしてモニター販売時とは違いきちんとした説明書と保証書(!)がちゃんと付きます。
ちなみに製品の保証期間は1年、保証対象はイヤモニ本体のみでケーブルは保証には含まれません。(ケーブルはどうしても劣化や断線が早いので消耗品と考えています)
製品の仕様も若干違います。モニター販売ですと時期によってケーブルの種類が違ったりしますが、製品版のPrivate223、333のケーブルは黒で細めの物、そしてプラグは金属製でしっかりとした、ストレートタイプのプラグになっています。見た目の違いはケーブルぐらいですね。

肝心の音、こちらは個人の好みなどが有りますので一概には言えませんが、223・333正式発売にあたり、MH334などの開発でご協力いただいているマスタリングエンジニアの原田光晴さんに最終的な調整をお願いしています。正式販売直前の物はおそらく製品版とほぼ同じだろうと思われますが、モニター販売初期に作らせて頂いたものと比較すると感じ方が違うのではないかと考えています。こちらは機会があれば一度ご視聴し、聴き比べて頂ければとおもいます。試聴も須山補聴器銀座店以外に中野のフジヤエービックさん、秋葉原のeイヤホンさんで可能になっています。
あとシェルの作り、こちらは初期と比べて格段に向上しています。これも一度実物をご確認ください。
左が古いもの(気泡がたくさん入ってる)、右が最近製作したもの。