2011年7月30日土曜日

ダイナミックレンジの話から昨今のハイレゾ音源とアナログレコードvsCDの議論とか…

前回のダイナミックレンジを活かすという話、改めて考えてみると音の大きさに限界のあった時代、音を「聞かせる」だけでは伝わらないという現実もあり、観衆を音に集中させ、積極的に「聞く」ような表現を、経験的に作り上げてきたのではと思います。

曲全体の構成、担当する楽器、ワンパッセージの中のタッチすべてにおいて、ダイナミックレンジ方向の時間軸に伴う変化に富んだ作品は、深い印象を与えるとともに、観衆の内耳に働きかけ、実際の音量を上げることなしに、聴感上のボリュームを上げ、生理的SRといった働きもあったのでは。